~はじめての山登り~5合目
こんばんはー♫
今日から丸3年ほど前に
最低限の道具をそろえ、
はじめて登山に行ったときの思い出話を書いてきます。
※昔の話なので写真は一切ありません(謝)
大和葛城山(959m)
つつじが有名で頂上からの景色もよく、
歩きやすい登山道、ロープウェイもあり
登山初心者でも登りやすいお山。
とネットには書いてますね♪
・北尾根コース(中級者向け)
・くじらの滝コース(初心者向け)
葛城山ロープウェイからの登山道は
この2つのルートが選べました。
自分は運動不足だけど若いから大丈夫だろう、
下調べで道迷いの心配は少なそうだし、
運動しに来たんだからあえてキツい道を行こう‼
迷わず北尾根コースで登ることに決めました。
4月末日、快晴で肌寒いくらいの気温。
朝の8時くらいだったかな?
水500ミリリットル×2、替えのシャツ、
サンドイッチとスニッカーズ1本を持ち、
ワクワクしながら家を出ます。
頂上はどんな景色なんだろー、
はじめての登山靴歩きにくいかなー?
帰りに通るお蕎麦屋さんおいしそー!
などなどいろんな期待が膨らみます♪
朝の9時、葛城山ロープウェイの駐車場に到着‼
すでにそこは標高315m。
駐車場から眺める街並みも遠く、すでに自分が
過ごしている普段の景色とは違って見えました。
そこそこ登山客もいて、
ストックを持ったガチ登山スタイルのお兄さん
チェックシャツにジーンズのファミリー
70は越えてるであろう老夫婦など
ほんとに様々な方がいた記憶があります。
はじめての登山靴の紐をしっかり結び、
さあ、私の初登山アタック開始です♫
北尾根コースの登山口はロープウェイからすぐ、
くじら滝コースとの分岐があります。
分岐や途中に ア~サ と書いた看板が立っており
それが進行状況の確認や目印になります。
それじゃあ登りますか♪
分岐を北尾根コースに入り、
サ の看板目指してレッツゴー‼
と元気があったのもこれまでです。(笑)
いきなり北尾根コースの入り口から急登。
ロープや杭が打ってあり、たしかに道はわかりやすく、
整備されていますがめちゃくちゃ急なんです。
日頃から運動など全くしていなく、
いきなり現れた山の斜面に戸惑います。
『これが登山かぁ…』
開始3分で息をハアハア言わせながら登ります。
ハァ…ハァ……
登山道に入って10分、最初の看板 ア が見えました。
そしてこのとき結構本気で考えました。
『こんなに急とは思わなかった、帰ろうかな』と(笑)
しかし山頂まで行けばロープウェイがあり、
ここまで装備も揃えたのに
開始10分で帰ったらシャレにもならん…
意地と気合いで再出発です。
四月末やのにめっちゃ暑ーい…
このときに休憩しながら水めっちゃ飲みました…
登山道は細いうえに急、
登り慣れてる方々にどんどん抜かされます。
道を譲るフリをして隙あらば休憩します(笑)
登山靴が重くて歩きにくい…
格好つけずにスニーカーにすればよかったか…
動いてる間はとにかく暑い…
とにかく文句ばかりが頭に思い浮かびます…
イ~ウ~エまで到着。
たくさんの人に抜かされました⚡
この段階でコースタイムより大幅に遅れ、
1リットルあった水も1/4以下、
何より息切れが止まりません。
ここでまたもやシンキングタイム。
『帰るならここで決めないと』(笑)
エ 地点、たしか登山開始から1時間も経たないくらい。
登れば登るだけ引き返す距離も伸びる…
サ 地点を目指すんだよねたしか…
ア イ ウ ● オ カ キ ク ケ コ … サ
…まだ半分以下!?
『引き返すことも勇気だよ。』
有名な登山家のお言葉が浮かびました笑"
このとき、とにかく悔しかったのを覚えています。
年配の方、また子供にもどんどん抜かされ、
少し傾斜を登っただけで息を切らし足を止め、
山頂まで登ると決めたのに半分も登ってない。
そして本気で帰ろうと甘えている自分…
…迷ったあげく、登ることにしました。
自分でやると決めたことに逃げ癖をつけないぞ。
なんとか山頂まで行ってロープウェイに乗って降りる!
まだまだ葛城山の頂上は見えません。
続く。